JJUG CCCに参加&登壇してきました。
先日5/18に開催されたJJUG CCC Spring 2019で
エンジニアのチームマネジメントについて登壇してきました。
つづいて丹野さんのセッションです
— tatsu (@tatsu_ev) May 18, 2019
開発リーダー1年目。メンバーのスキルアップのためにやっていること。#jjug_ccc #ccc_g2b pic.twitter.com/4h68xXbOB8
タイトルは ”開発リーダー1年目。メンバーのスキルアップのためにやっていること。”
資料はこちらになります。
なぜ登壇したか
”新米リーダーが、なんでマネージメントについて登壇してるの?”
って思う人が多いと思います。
実は、”内容については素人”っていう登壇は結構重宝されるものです。
(そんなLTがJJUGかNode界隈で昔あったような気がします)
例えば「Javaの初心者が分からないところについて」の登壇をした資料は 教える立場の人からするとかなり貴重な意見だったりします。
そんな感じで新人マネージャーとして
- 取り組んでいる所(80%)
- 解決できたところ(20%)
みたいな割合で発表して、 数年後にどれだけ解決したかみたいなアンサー登壇できればいいかなと思って申し込みました。 (CfPの締切は2月末だったので)
ただ、申込み以降にマネージメントの成果と思われることが思ったよりも早く出てきたので、 盛り込んでいった結果、 解決できたところの割合が増えていい感じの登壇内容になったと思います。
また、エンジニアンのためのマネジメントキャリアパスを読んで 自分の施策を理論として体系化したものと比較して資料に落とし込みました。
まぁ、直感的にやってる施策の概念に名前がついていただけなんですけどね。
質疑応答
質疑応答の時間を考えずに資料を作ってしまったので、質問は個人質問になってしまいました。
なので、ここで共有しておきたいと思います。
質問:自身の心理的安全性はどうやって確保しているか
この質問なんですが、リーダーのプレッシャーとどう向き合うかみたいな意味で捉えてしまって以下のように答えました。
「仲間を頼ることで、自分が休んでもなんとかなるみたいな状況を作ることで楽になります」
しかし、もしかしたら、
メンバーの立場からチームの心理的安全性を確保していきたい
と言うような意図の質問だったのかなと思って それについてもここで答えたいと思います。
一番大事なのはとにかく話す機会を作ることだと思います。
普通に中の良い人と行くランチに別のメンバーを誘ってみるとか、
会社の近くで美味しいご飯屋を見つけたらそれを切り札に。
また、美味しいご飯屋を先輩に聞くのも話すきっかけになります。
お酒が得意ならチームの飲み会を主催するとか。
その辺のコミュニケーション活性化についてはリーダーに相談してみて、 リーダーを味方につけてしまうのが手っ取り早いかもしれませんね。
質問:輪読会の時間確保について上司をどう説得したか
※なんて答えたか忘れちゃったので、改めて回答します。
業務時間中にやることについては、 話半分ぐらいで「いいよいいよ」って言われたと思います…
そもそも、そこについて話した記憶がないです。
仕事に使うスキルの勉強は本来仕事に含まれるはずです。
そこが仕事に含まれる会社なので特に問題になってません。
そこはリーダーが守るべきポイントかなと思っています。
あとはスケジュールの調整になると思いますが、 そこは自分がリーダーなので勉強込みでスケジュール調整するだけです。
ちなみにうちのチームは基本的に残業してたら帰れーって言います。
リリースタイミングなどの都合で、どうしても間に合わない場合は輪読会自体を延期します。
無理して決めた週にやる必要はないので。
感想
まず、現在社内的にも成功しているチームとして一緒に働いているチームのメンバーにお礼を言いたいと思います。 (月曜日の夕会でも言ったけど)
登壇の感想をみてみると、
JJUGのアンケートでは85%が良かった以上(回答数20人)
Twitterの感想もかなり好感触で発表自体も成功したのではないかなと思います。
中には
このチームで働いてみたいと思った。
というものがあって、リーダー冥利につきるコメントでありがたいです。
あと、Twitterの感想で驚いたのはグラレコをしてくれている人がいました。
開発リーダー1年目。メンバーのスキルアップのためにやっていること を聞いてきたメモ #jjug_ccc #ccc_g2b pic.twitter.com/WerI0lfro7
— Nakayama san (@nakayama_san) May 18, 2019
これはありがたいし、素晴らしいと思います。
当日は定員210人のところ、満席になるまで来ていただいてありがとうございました。